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THE FIRST LADY THE WORLD'S BEEN WAITING FOR

米VOGUE誌の3月号の表紙は、ご存知ミシェル・オバマ大統領夫人、ザ・ファーストレディです。「プラダを着た悪魔」を持ち出すまでもなくVOGUE誌がお愛想でこんなことをするはずはありません。そしてタイトルには「世界が待っている」とコピーが力強いではありませんか。中身を読んでいないのであまりなことは言えませんが「待っている」のは政界のことでも、社交界のことでも無いでしょう。どうもそれはファッション界のようです。

ファッションの持つあなどり難いメッセージ性。たとえば就任式やそれに相前後して着たドレスのデザイナーは、キューバ女性だったり台湾のデザイナーだったりするわけで、ことさら話題を掻っ攫っていきます。大統領に対する支持率にも目に見えない大きな作用をするのではないでしょうか。

フランスのファーストレディ、カーラ・ブルーニも人気の秘密はその自信に満ちた信念とファッション。英国王室を訪問した際の茶系のオーセンティックなウエアリングは、マーガレット女王はじめ英国王室をいたく感心させたそう。もちろん英国民がサルコジに大きく信を深めていったのもこうしたカールのファッションと所作だったとは良く知られたお話です。そのカールは、洞爺湖サミットには来なかったところのメッセージは、日本国民は読み解いていないというところは気がかりなところです。

つまり日本ではあまり興味深く語られないモードの世界。それはデザインの持つメッセージ性の部分にもリンクします。本質を曲げて表現するのはいかがかとは思いますが、本質すらきちんと伝えられない表現は、誠に残念でしかありません。日本の女性政治家の着る「赤」や「黄」など原色のスーツ(その原色度合いときたらマーク・ジェイコブスの09-10秋冬NYコレクションの色だけ先取りしているという感じ)ラシダ・ダチらフランス女性政治家たちの、なんともシックでソフィスティケイトされたファッションとはあまりにも隔絶した感には、やはり日本の美意識の喪失を感じてなりません。

選挙で選ばれるのは、もちろんお人柄や能力などですが、それらをいちばん表現しているメッセージは演説よりもファッションと所作なのですから。

No.004 09/03/09



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No.003 王義之蘭亭序
No.002 44億円のマティス
No.001 教員免許更新
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Creative Director
山田 徹 Yamada Tetsu 株式会社グローブコンペティション代表取締役

最近(2008年4月)事務所を郊外に移転しました。そこは趣味のラリーマシン製造のために田舎に所有していた鎮守の森の前にある自動車工場を大改造して制作。本来デザイナーの腕としては自信がある?ものの今回は「原則として廃材や貰い物で、作る。図面は引かない!行き当たりばったりで作る」というコンセプト。友人の世界的建築家の有馬裕之氏も「・・・・」と大納得?の新オフィスで、いまだ未完成の部分をどうしようかと悩んでいるようです。その有馬氏は、ここにリエゾンオフィスを置こうかと思案中とのこと。特に表に向けて閉鎖的、裏に向けて開放的!!?な事務所。来る人を阻み、来た人を快適に、が特徴だそう。

1階はベランダ部分が主な打ち合わせスペースですが、目の前はすぐ鬱蒼とした森。ベランダからはすぐに小径があり、鎮守の森の散歩が出来ます。またこの森は特に小鳥が多く、午前中は素晴らしい鳥の鳴き声で至福の時間が得られます。椅子は本人がコレクターだというだけあって、ものすごくたくさんあります。今度はデザイナーや建築家と林業関係者らとのコラボレーションで「木の椅子」を展開するプロジェクトも進んでいます。さらにはツリーハウス・プロジェクトは、都市と中山間の交流促進と、ただの遊び場ほしさの提案が進んでいます。さらに四国八十八カ所にならった?小さな山の中のトレイルを作ろうと考えているようです。

基本的には読書が趣味ですが、1年のうちの半分近くを旅と読書で過ごしています。クリエイティヴディレクター、コピーライター。時々イラストも描きます。環境問題は25年前から積極的だったのですが「最近はヒステリックな温暖化原理主義はいかがか?」と思案中。環境に特化した地域のフリーマガジンを計画中!なのですが、「環境問題はなにが問題なのか」みたいな切り口ではじめたいらしいので、しばらくしたらこのウェブサイトでも事後報告が出来るかもしれません。どうぞこれからもよろしくお願いします。

09/03/03