
築100年を150年に
上の写真は「蒼穹文庫」と命名した
古民家の改修工事中です
古い空き家を再生し
その家の持つ性格を考えた
小さいけれども意味のある
文化的な施設にしようというものです
1925年に建築、まさに築100年
この建物の前には小川が流れ
目の前は城北練兵場という立地
太平洋戦争では、このすぐ南側までが
空襲で焼失しました
この建物にも大きなダメージがあり
「壊すべきだ」という声のなか
家族の歴史を遺したい、その思いでした
古いいくつかの柱を差し替え
残すものは残し
左奥に見える栗の大黒柱を入れました
古い素材も残し
新しい部材構成で堅牢な住宅に
新しい生命を吹き込みました
改修計画のモデルハウスとして
ご案内できます

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